ゆるゆるヘッポコブログ

日常の中の読んだものや見たものをゆるく呟くエセブログ

ー1度は見たほうがいいのか?のアニメたちー~スクライドの巻~

今年も始まりましたが冬なのに全く雪がない。

暖冬と言えばそれまでだけどスタッドレスタイヤが泣いてます。

 

まあ、事故が少ないのはありがたいんですがね。

事故と言えば前評判を聞かずに購入したものには事故る率が飛躍的に高まります。

 

学生の頃、ちょいと懐に余裕があるときに新しいアニメを見た目だけで衝動買いした時がありました。

1巻だけを買った当初は、

「これ、ほんとに面白いのかな?・・・」

と毎月出るたびに戦々恐々とした記憶があります。

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 そんな自分が買った数あるDVDの中でなかなか繰り返し見てない物の中から今回も一つ。

スクライドです。

 

サンライズから出た超能力ものらしきアニメです。

脚本が黒田洋介さんとキャラデザの平井久司さんという事だけで買った記憶があります。

 前回買った「無限のリヴァイアス」がいたく気に入ってしまったので絵柄も一緒だし多分セーフゾーンだろ。とタカをくくって新境地に手をだしました。

超能力ものは自分にはとても垣根が高いゾーンではありました。

 

最近の主人公は基本的にスペックが高いか、大馬鹿というのが多いと思いますがこの作品は後者でした。

f:id:sekishow1205:20160108141025p:plain 主人公 カズマくん

はい、彼が主人公です。

ヤサグレ感満載です。

 

スクライドの舞台は巨大大地震で突然神奈川県の横浜を中心に隆起して隔離された世界、通称「ロストグラウンド」と呼ばれるところで始まります。

 

隔離された世界なので物資が少ないです。

外の世界はウハウハです。

同じ日本なのに土地の高さだけで格差社会です。

そりゃヤサグレます。

でもこんな貧乏な所にも特別なことがあります。

 

ロストグラウンドでは生まれた一部の人にアルターと呼ばれる特別な力が発現される事があるのです。(アルターの結晶に触れた場合にも発現することもある。)

 

そうです。

カズマ君はアルター使いなのです。

f:id:sekishow1205:20160108142704j:plain 発動後。

 

見たまんま頭が悪そうです。

見た目の通り近距離打撃系です。

背中の羽の数だけ恐ろしく強力な一撃をかませます。

この力を使って彼は便利屋としてロストグラウンドで生活しています。

ただ、彼だけだとただのバカの喧嘩屋の物語になってしまうのでそこはストーリー的にまずいので常識的な同居人と暮らしています。

 

f:id:sekishow1205:20160108143445j:plain かなみちゃん。

 

スクライドロリ担当アイドルかなみちゃんです。

彼女はロストグラウンドでカズマと出会い一緒に暮らしています。

兄妹ではないのがミソです。

凶暴で要領の悪いカズマをうまく世間に適用させています。

さながら猛獣使いです。

バスタードでのルーシェとヨーコさんみたいです。(←古っ)

 

そして彼女もアルター使いです。

本人まったく気付いていません。

彼女の能力は夢で予知夢を見ることができるちょっと使いどころが難しい能力です。

完全に予告用です。

 

そんな力だけが正義の世界にも秩序が必要です。

外の世界の大人たちは考えます。

力には力だと。

そこで同じアルター使いを使って警察のようなものを組織します。

ホーリー部隊というアルター能力者の集団です。

 

物語ではライバルが必需品です。

そこでこの人。

f:id:sekishow1205:20160113120350j:plain ライバル劉鳳(りゅうほう)くん

 

ホーリー部隊のイケメン。

 あきらかに主人公とは正反対のキャラ、劉鳳(りゅうほう)くんです。

彼は名家のお坊ちゃまだったんですがある事件がもとでアルター能力に覚醒しちゃいます。

彼の能力はアルターの人形「絶影(ぜつえい)」を使っての近接戦闘。

とても強いです。スタンドです。

マジメな性格なので職種的にはうってつけです。

 

ロストグラウンドでの警察的な存在なのでカズマと必然的にぶつかります。

スペック的にとても上なのでカズくんはふつーにボコられます。

歴史的敗退です。

頭にきたカズくんは劉鳳をライバルと決めつけて絶対許さないと心に誓うのです。

強いものに屈しないところがバカ主人公のいいところです。

 

カズ君はこんな調子でずっと龍鳳をライバル視続けて戦っていきます。

戦うスタイルはずーーーーとおんなじ。

ただぶん殴るだけ。

途中でアルターの結晶と会って更なるパワーアップを図りますが、戦法は一緒です。

一撃にすべてをかけています。

当たればほぼ勝ちです。

一撃必殺。

気持ちいいですね。まさに侍です。

示源流です。チェストー!

セリフもいいです。

「衝撃のファースト・ブリット撃滅のセカンド・ブリット抹殺のラスト・ブリット」

各方面に絶大な記憶を打ち込んだ名台詞です。

 

パンチを繰り出すときこれ系のセリフを言いながらモーションを繰り出している輩がいれば間違いなくスクライドを知っています。

お仲間です。

心の中で拍手して受け入れましょう。

 

ストーリー的には結構、確執とか人間関係とか恋愛関係とかいろいろあるんですが記憶の中に残っているのはただただカズマがぶん殴っているイメージしかありません。

とってもいい作品なんですよ?

キャラはカッコいいし、予告は渋い声でいい感じだし。

 

でもあまりにもカズ君の名台詞、

 

「衝撃のファースト・ブリットーーーーーーー!!」

 

が戦慄過ぎて未だに色んな所で自分の心にHITしまくりです。

そんな心に響くスクライド

是非一度心に一撃をかましてみませんか?

記憶に残ること確実です。 (^^ゞ