ゆるゆるヘッポコブログ

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ー1度は見てほしいアニメたちー~無限のリヴァイアス~の巻

宇宙のう~み~は~♪(ハーロックより)

地球には海があるのに人は宇宙の事も海と言うんだぜ?

こんにちはM君です。

なにげに部屋の中をずらっと眺めてみるとなぜか自分のコレクションには潜水艦ものが多いように思えます。

 人類がなかなか踏み入れれない広大な世界に夢があるのか。

それとも分かったつもりの世界の深さにいまだ探究心をそそられるのか。

海にはそんな魅力が満載です。

 今回はそんな海でも宇宙のほうの海をご紹介します。

無限のリヴァイアス

パッと見た感はそこらのアニメとあんまり変わらない印象を受けます。

そうですね、パッケージからはそんなにオーラも感じません。

とんがった絵柄でない代わりに目立った印象がないのも事実です。

 小説版も出てます。でもこれは前日譚的な意味合いになっていて各キャラの途中の内容(7~8話くらいまで)であって本編全部ではありません。

原作者は黒田洋介先生。

自分の好きな「天地無用!」シリーズの脚本にも参加してましたな。

これを読んでから見てもいいですが本編を見た後読んでみると一段と深みが増します。

なんかスパイスみたい。

古本屋だとすげー安く買えます。むしろあるか不安です。

 

ざっとしたイメージは宇宙版15少年漂流記です。

謎の宇宙船内に閉じ込められた少年たちの群像劇となっています。

 

閉じ込められた少年たちはおよそ学校一個くらい。

300~400人くらいかな?

それぞれ派閥とかができます。

 

主人公も一応います。

相場昴治(あいばこうじ)くん。ヘタレです。

すぐいじけます。

完璧超人の弟もいます。相場祐希(あいばゆうき)くん。人づきあいが大嫌いです。

一匹狼タイプです。兄貴をうざがってます。

 

ヘたれなのにいい友達もできます。

尾瀬イクミ(おぜ)くん。めちゃポジティブです。シスコンです。

幼馴染のヒロインもいます。蓬仙あおい(ほうせん)ちゃん。

ふつうの子です。

その友達和泉こずえ(いずみ)ちゃん。尾瀬くんをねらってます。

その他にも上級生グループとか不良グループとかがいて人間関係が結構複雑です。

 

この作品のいいところは群像劇なので色んな立場からの物語が展開します。

おだてたり利用したり抵抗したり色々です。

恋愛模様とかも進行します。

ですが閉鎖空間の極限地帯なのでさわやかにはなかなかいきません。

メルヘンチックなんて二の次です。

未来の世界観なのにやってることは今と変わりません。

 

以外にリアルな設定なので宇宙空間でビュンビュンなんて飛べません。

飛び道具もあるけどめったに当たりません。

ロボットも出てくるけど一人でなんて動かせません。

みんなでプログラムを組みます。アニメの世界だとポンコツです。

 

そんな世界の中で葛藤したり喧嘩したり虚勢を張ったり逃げ回ったりして進んでいきます。

悩んで進んだその先にはいったい何があるのか。

オープニングとエンディングの曲もいいです。

世界観にとっても合っています。

 

難点と言えば前半の伏線が長すぎてあまり面白さが伝わりずらいというところです。

自分も途中まで買っていて「これ面白くなるのか?」と疑問がよぎったこともあったんですが見終わってみるとまあ、なんていいお話なんでしょうかと。

後半に入ると展開が急に進みますのでそこまでご容赦を。

 

残念ながらブルーレイ版が出てないらしいのでDVDのみの存在です。

レンタルも結構経っていていつ無くなるか不安なので気になる方はなるべく早くレンタルしたほうがいいと思います。

 

絵柄がガンダムSEEDと同じだから食いつきはいいと思うんですがね。

あしからず。 m(_ _)m